強度は大丈夫

設計士の井田さんによる構造計算の結果が出た。必要な耐震性を満たすことができたらしい。計算結果次第でまたプランの見直しが必要になる可能性があったので、見積もりは保留していたのだが、構造面で見直しが不要なので、今の内容で再見積もりをとることにする。

 

井田さんから構造計算の図面と計算結果の数表をもらった。図面にはいろんな補助線と数値が書き込まれていて、素人目にも複雑な計算がされていることが分かる。数表は数字の羅列になっていてちんぷんかんぷん。とにかくボリュームがすごい。

 

さして大きくない木造2階建住宅なのに、なんでここまで大変な計算をせにゃならんのだろう。伝統構法で適法に建てるための手続きとして、やむなくやっているけど、時間もお金も普通の住宅とは比べ物にならないくらい負担が大きい。我らのような物好きはそれでも我慢しているけど、これでは伝統構法で家を建てる人はますます減ってしまうだろうな。

 

この後は、構造計算を審査する適合判定機関との事前協議に入り、問題なしというところまで詰めてから適合判定と建築確認を申請する段取り。あともうひと息だ。