大黒柱が建つ

建て方に入った。山口棟梁と職人さん、合計5人で柱や梁を組み上げる。材の吊上げにクレーン車を使うものの、基本的に人手で組んでいく。

 

ロープで引っ張りながら、柱を所定の位置に合わせていく。ホゾを入れ、仕口や継手を組み合わせ、掛け声を交わしながらカケヤで打ち込んでいく。伝統構法は、建てるプロセスも職人技によるのだなぁ。

 

そしてついに、我が家の中心、8寸角の大黒柱が威勢良く立ち上がった!7寸角の小大黒3本と合わせて、茶の間の骨格が姿を見せた。差し鴨居もガシっと組まれ、頼もしい風情。家らしくなってきたーっ!石場立ての涼しげな足元もまた良し。

 

あと数日の作業で上棟を迎える予定。でも竣工までまだ1年以上かかるのだ。気になるのは梅雨前線、屋根をかけるまで、しばし、しばし待ってくれ〜。