なおさんは小心者なので、雨に濡れる骨組だけの家を見て不安を感じてしまう。一生もんの買い物なのに、時期をもっと選ぶべきだったのではないか?まあ遅れに遅れているので、時期を選ぶ余裕はないのだけれど。
そこで少し調べてみたところ、木はもともと水分を含んでおり水で強度が落ちることはない、雨ぐらいでは含水率に大きな変化はない、無垢材ならよほどの長雨でなければ心配ない、ということが分かった。少し安心。
そもそも昔は現場で材を刻むなど時間がもっともっとかかっていたし、雨に降られるのは当たり前。ウチの場合も工期は長いし、気密性が高い家ではないから、余計な湿気がこもることはないだろう。これから夏をこえるので、カラッと乾くでしょう。
言い伝えによれば、棟上げで雨に降られた家は火事にならないという、ふむふむ。さらにさらに、雨に降り込まれると運も降り込むんだと、ほんまかいな。
明るい気持ちになってきた。