家具工事の現場打ち合わせ

家具工事をお願いしているグリーンライトの菅原さん(なおさんの家具修行時代の同期なのだ)に現場に来てもらい、山口棟梁と一緒に寸法や取付け方法について相談した。

 菅原さんのブログ:http://glblog.exblog.jp/

 

食器棚やら本棚やら、家との取り合いを確認する。柱や梁が表面に出ているので、家具を固定する場所が分かり易い一方、柱と壁の表面に段差があったり、天井が平らではなく梁や根太でデコボコしていたりするので、家具の寸法をどうするか、隙間はどうやって埋めるか、固定場所が足りない場合にはどこに下地を追加するか、云々、結構頭を悩ませた。加えて、家も家具も湿度に応じて木材が縮んだり伸びたりするので、そうした場合の余裕も考えておかないといけない。いやはや難しいものだ。

 

我が家は茶の間に掘りごたつを設けるのだけれど、コイツも大変そうだぞ。こたつやぐらがしっかり固定できるようにしつつ、不要なときには掘り(というのかな)の中にすっぽり収まり、ついでに畳を敷くための床の代わりにもならなきゃいかん。こたつへの足入れがスムーズになるよう、寸法の加減も必要だ。天板は菅原さんの工房に以前からあるクスノキの無垢材を使う予定なのだけれど、熱で乾燥して反らないような工夫も求められる。それからついでに、普段使わない畳の収納場所も考えておかなければならない。うーむ。掘りごだつって深いのだなぁ。