久々に現場レポート

久々に現場の報告。ここのところ、壁の下地(木摺り)作りとサッシ取付けが進んでいる。家の外回りは殆ど塞がった。

 

下地工事は、外壁の他に、建物の中の間仕切り壁も全部作るので、かなり時間が掛かるようだ。山口棟梁の話では、木摺りの板は全部で4000枚もあるらしい。1枚打ち付けるのに釘を20箇所くらい打つので、都合8万本。大変だ、これは。

 

今日はアルバイトの職人さんが木摺りの打ち付けを手伝っていた。壁の寸法に合わせて板を切って、釘打ち機でバスバスの繰り返し。山口棟梁が「もう飽きただろ」なんて冗談をとばしている。

 

作業を横目で見ながら現場をウロウロ。勝手口のドアが付いていた。ちょっとごつい。茶の間に入ってみると、壁が下地で埋まってきたものの、吹き抜けの効果で結構光が入る。漆喰壁で室内が白く仕上がると、そこそこ明るい部屋になりそうだ。

 

足場に上がり、2階の東面を写してみた。何だか犬の顔みたいだ。両目のように開いている小窓には、木製の面格子を付ける予定。

 

下地工事はまだしばらく掛かるらしい。これから断熱材を挟んで、内側の木摺りも打ち付ける。左官職人さんによる壁塗り工事は、作業の振動が伝わらないように、下地が全部終わってから始まる。気温が5℃以下に下がるとうまく固まらないので、季節が進むと作業ができなくなる。今年中に少し塗れるか、来年になってから塗るか、微妙なところだ。