インテリア用の材木を買いに下仁田へ

 食事用のテーブルカウンターとテレビ台について、古道具なども探してきたのだが、結局、カウンターは大工仕事で取付けてもらうことに、テレビ台はとりあえず板を買って考えることにした。

 そこで、材料選びのために訪ねたのが、棟梁に紹介してもらった群馬県下仁田にある関口木材さん。ケヤキやカエデ、タモなど様々な樹種の様々な材をじっくり見せてもらい、最終的に、カウンターは大きな節が表情豊かな木曽ヒノキ、テレビ台はひろさんお好みの優しく麗しい杢目の和歌山産トチとした。予想より安価で、反りもあまりみられず、納得の二品である。

 それにしても、樹齢200年以上の大木の一部である。誠にまことに畏れ多い。鳥肌がたってしまう。でも、樹木は時間をかけてまた再生でき、伐られて製品になったものは大事に扱えば半永久利用できる。我々も心して接しよう。

 購入して5日後、そのトチ材が届いた。製材屋さんでカットされ、サンダー仕上げまで済んでいる。この後、われらでさらにペーパーがけをして塗装をするのだ。特に節まわりは逆目があるので、これを綺麗にするのは大変時間がかかる。塗装完了までこの夏いっぱいかかりそうだ〜。

 一方のヒノキは、大工さんに加工してもらっている。こちらはペーパー仕上げでなく、家の柱と同様の鉋仕上げ。楽しみだ。