祝!検査済証交付

 9/26、最後の関門である完了検査が実施された。担当官が申請図面どおりに建築されているかをチェックする。建築確認でえらく苦労したので、すんなり通るかどうか心配していたのだけれど、検査はあっけないほどアッサリ済んだ。

 で、結果を待つこと数日、10/3付で検査済証が交付された。建築基準法に適合しているとのお墨付きだ。これにてようやく我が家は合法的な伝統構法住宅と相い成りました!

 

 ふり返れば、家づくりをはじめて5年半・・・あぁわれらもすっかり中年ぞ。

 

 家づくりは、多くの職人さんの技術と設計や行政手続の専門家の能力の結集なんだな。

 大工さんをはじめ、設計士、製材屋さん(その上流には林業家)、左官職人、土木職人、瓦葺職人、板金職人、建具に家具の職人、水道、電気にサッシ等の設備屋さん、本当にお世話になりました。

 

 この家は、自然素材むきだしなので、快適に長持ちさせるために一定のメンテナンスが必要だ。通気を保ち、清潔にし、定期的に壁や木部の手入れも必要となろう。

 柱や仕口のひとつひとつを見て大工さんの技を感じ、屋根を見あげれば真夏の太陽の下で瓦を葺いてくれた職人さんを思い出す。壁を見ても建具や家具に触れても、あれこれとやり取りして希望を聞いてもらったなと思う。沢山の人が一所懸命に手をかけてくれた家、大切にしていかねば。