シミがいた夏

穴から光が
穴から光が
穴から向こうの緑が
穴から向こうの緑が

この夏も暑かったがウチにはエアコンがない。

ということで、8月アタマは避暑なのだ!としばらく留守にして帰ってみたところ・・・

 

障子には無数の穴、あるいはあちこち紙が薄くなっている。

 

そしてその近くにはスイスイと魚のように動き回るシミ(紙魚)が複数。

 

いつのまに!大繁殖している~

 

これまでとくに危害を感じなかったので見逃してやっていたからなー。

 

 

 

え、シミをご存知ない?

 

じつは我らもこの家に住んで初めて出会いました。

調べてみるとどうやら原始的ないきもので、すき間と適度な温度湿度があれば、数か月の絶食も耐えるタフなやつらしい。食べ物は糊や紙、死骸などで、人に噛みつくとかはしないらしい。

我が家は無垢材なので湿度変化などですき間が生じやすく、また障子やふすまが多いのでやつらには天国なんだな、きっと。

 

天敵もいないから増えすぎるんだな。ハエ取りグモはいるけどヤモリも必要なのかな。

 

他の虫のように捕獲して外に出そうにも、やつらはとても体がもろく、つかまえたら既につぶれているし。

 

うーむ・・・

 

ということで、不本意ながら見かけたら一匹一匹抹殺することに・・・。

 

 

ようやく涼しい風が吹き始め、夏も終わりの気配。

 

だいーぶ数が減りましたよ。

 

 

シミに祟られるな、きっと。

ごめんよ、運がなかったと思っておくれ。

 

  

 

これです、正しくはセスジシミ?
これです、正しくはセスジシミ?